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3/5神戸製鋼所 播磨工場・高砂製作所 研修会

3月に入り、気候も春めいてくると思っていましたが、冬に逆戻りしてしまいましたね。神戸製作所地図

地球の異常気象に関係しているのでしょうか?

 

 弊社では、昨年の6月から「電力費削減による省エネ」活動を実施しており、3月5日(水)にコンプレッサのトップメーカー株式会社神戸製鋼所 播磨工場・高砂製作所への工場見学会を催しました。営業窓口はコベルココンプレッサ㈱営業本部浜田副本部長、名古屋支店の伊藤支店長、田口さんとたいへんお世話になりました。 

バスでの移動でしたが予定通りお昼に到着し午後より、小・中型の汎用機の製造をする播磨工場を見学、この工場は1987年に操業を開始、従業員は約300名規模、コンプレッサ以外にも蒸気を駆動源とする圧縮機・ヒートポンプ・冷媒をつくる冷凍機の製造を行っており工場内は全自動無人加工ラインや機種別生産一貫ラインの生産システムを中心に見学いたしました。作業現場では無駄がなく効率的に作業が進められておりました。

見学先である国内2工場及び中国上海、アメリカイリノイ州の4生産拠点となっており、心臓部(スクリューロータ等)は日本よりユニット輸出して日々生産が行われているようです。 

第二部では、コンビナート向けの大型コンプレッサ、ガスコンプレッサ・タイヤの成型機・プレス機を製造する高砂製作所の見学です。2,500人規模の神戸製鋼所最大級の工場で所内は循環バスもあり、コンプレッサの心臓ともいえるスクリューロータの切削製造工程も見学することができました。現在、汎用のスクリューコンプレッサは「月産1000台」の生産規模を備えており工場はフル稼働しており大型コンプレッサは大きい物では1台あたり数億円とか??世界でも数社しか製作する技術が無いとの説明でした。 

集合写真今回は、全自動の生産システムを見学でき、お客様より製造工程管理、加工方法等で質問があり、皆さん熱心にご見学なされ時間をもっとほしいとご意見をいただき充実した見学会で終えました。 

コンプレッサは、工場全体の電力費の20~30%を消費しているとの事です。コンプレッサの省エネを図れば、大きな電力経費削減となります。 

これからも、弊社では省エネ、省資源、生産性向上等の原価低減に基づく工場見学会の企画をしてまいります。

ご参加いただきました御礼とともに今後も引き続きご賛同いただけますようよろしくお願いいたします。ありがとうございました。

 

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